FXの基本
FXでは外貨預金のような利息は発生しませんが、それに代わるものとして「スワップポイント」というものが発生します。
スワップポイントとは金利差のことで、高金利通貨を保有すれば金利が高いのでスワップポイントを受け取ることができます。
一方、低金利通貨を保有すれば逆に金利差はマイナスとなりますので、スワップポイントを支払う必要がでてきます。
つまり高金利通貨を保有すれば、元本は毎日少しずつ増えていき、低金利通貨を保有すれば、元本は毎日少しずつ減っていくことになります。
ただし今のように日本円が超低金利の時代には、日本円からより低い金利の通貨を保有することは現実的には考えにくいのでスワップポイントによって元本が減っていくということはないと思います。
さてスワップポイントが付与されるためには条件がひとつあります。
それが「日本時間午前7時(米国が夏時間のときは6時)の時点でポジションをもっている」ことです。
この時間にニューヨーク外国為替市場がクローズするので、このタイミングでスワップポイントが計算されるのが、一般的な決まりごとになっているのです。
つまり、午前8時に米ドルを買って、午後9時に売却すれば、午前7時(午前6時)をまたがない取引になるのでスワップポイントの受け取りは発生しません。
ちなみに金利を受け取れると聞くと、スワップポイント目当てで取引したくなるかもしれません。
しかし、為替レートの変動による損益のほうが大きいので、相場の状況によっては、あえてスワップポイントを支払う取引をしたほうがいい場合も少なくありません。とくに初心者はスワップポイントの支払いを避ける取引をしがちなので、この点には注意が必要です。
参考になさってください。
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