FXトレーダー体験談
こちらのコラムではFXトレーダーの体験談をご紹介していきます。
・サラリーマンAさん/6.1日50万円ずつ稼ぐ
とはいえ、初めから儲かるはずがありません。何しろ、「スプレッドってなに?」「どう してレートが2つも出ているの?」というぐらいの初心者でしたから、レバレッジが500倍まで可能であっても、猫に小判です。自分でも怖くて、フルレバレッジのポジション
などとれるはずがありません。結局、しばらくのあいだは1枚程度のポジションを持つのが精一杯でした。
したがって、FXに転向した2009年は、大きく損をすることもありませんでしたが、利益も小さい、鳴かず飛ばずのトレードを繰り返していました。それが、2010年に転機が訪れたのです。
何が起こったのかというと、ギリシャショックです。このときから、マーケットのボラティリティが一気に高まりました。
ユーロ円やポンド円では1日で10円幅の値動きもあったくらいです。
いまも忘れられないのですが、2010年5月6日、出勤のときにスマートフォンでチャートを見たら、自分が寝ているあいだにこれらの相場が10円もの幅で為替レートが下落していたことに気付いたのです。
当時はいまほどガツガツしておらず、日中は会社の仕事に専念し、自宅に帰ってから再びチャートを開くような日々でしたが、夜のあいだもまだ十分に利益を狙えるようなボラティリティが高い状態が続いていたのです。この流れに乗って、1日で50万円ずつ収益が上がるようになりました。
正直、この当時は誰でも儲けられる時代だったのだと思います。この頃になると、徐々に取引にも慣れてきたので、ポジションを取る枚数も、1枚ではなく10枚くらいまで増やせるようになりました。
それ以前は、とくに民主党政権になってから、為替相場のボラティリティがどんどん縮小していました。突然行なわれる政府・日銀の為替介入によって、ドル円相場で一時的に3〜4円幅で円安が進むものの、そうした介入が行なわれないときは、じりじりと円高が進むというような、トレードには不向きな流れが常態化していたのです。
それがギリシャショックで一変した後、安倍政権が誕生してからも、為替市場のボラティリティは徐々に高まっていきました。自分自身も、この間にさまざまなトレード法を研究しながらも、その時々の相場環境に合わせたトレードを繰り返すことによって、ようやく軌道に乗れるようになり、現在に至っています。
(続く)
参考になさってください。
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