本気で始めるFX
為替取引の世界では、対ドルとの収引をストレート取引と呼び、ドル以外の通貨同士の取引をクロス取引と呼びます。
ちなみに、ユーロ円、ポンド円といった日本人に最も多い円を介した収引通貨ペアを特にクロス円と呼びます。
表示される通貨ペアは、かつてと違いドルとポンド、ドルと円など主要通貨の殆どのものは為替市場でも直接取引されています。
しかし、実際に貿易などの取引が殆どないマイナーな通貨同士などは、インターバンクでは2つの通貨ペアのクロス収引で作ることもあります。
例えば、南アランド(ZAR)とニュージーランドドル(NZD)のクロス取引は、実際には殆ど出合いません。そこで、ドル/ランドとニュージーランドドル/ドルを別々に取引して、ニュー
ジーランドドル/ランドのクロスレートを導き出します。
南アランドに対してニュージーランドドルを買いたい時には、NZD/USDを買ってUSD/ZARを売り、NZD/ZARのレートを作ることができます。
計算式はドルを相殺させるようにすればよいので、次のようになります。
NZD/USD × USD/ZAR
ドルが先頭にならない通貨ペアは、ドルが先頭の通貨に対し掛け算してクロスレートを計算するため、これらの通貨ペアを掛け算通貨と呼んでいます。
ドルが右側にくる通貨は割り算してクロスレートを計算するため、割り算通貨と呼んでいます。
要するにドルを相殺するのに掛け算か割り算をするわけです。このような為替の世界の慣習を知ることはFXを理解する上で極めて重要です。
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