FXの基本
FXならではの応用的な注文方法「IFD注文」「OCO注文」「IFO注文」「トレール注文」を紹介しています。前回は「IFO注文」でしたが、今回は「トレール注文」ですね。
>>>IFDとOCOの合わせ技、IFO注文
ここで紹介するトレール注文は決済注文時に使う注文方法です。これまでの注文方法とは異なり、レートではなく逆指値注文の値幅を設定します。
その設定した値幅を保つたまま、相場の値動きに合わせて、逆指値が有利な方向に自動的に動きます。
少しわかりづらいので、具体例で説明します。
たとえば、1米ドル=80.00円の買いポジションをもっていて、トレール注文による決済注文を値幅20銭に設定したとします。
この時点での逆指値注文は80.00円から20銭離れた79.80円に設定されます。
その後、米ドルが上昇すると、上昇に合わせて逆指値も自動的に切り上がります。81.00円まで上昇すれば、20銭の幅を保ったまま80.80円まで上昇します。
その直後、相場が反転して、不利な方向にレートが動いても逆指値は変更されないので、80.80円になれば逆指値注文が執行されます。
一度利益水準で逆指値が設定されれば、利益を確実に確保できるので、上手に使えば便利な注文方法です。
トレール注文はすべてのFX業者でできるわけではないので、口座開設時にトレール注文の有無をしっかり確認しましょう。
参考になさってください。
論より証拠!百聞は一見にしかず!習うより慣れろ!という方は、まずはFX口座を開設して、小額の取引を始めてみてはいかがでしょうか。約4円の証拠金で取引を始められるFX口座もあります。
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