為替相場の長期トレンドはファンダメンタルズにより形成されます。

ファンダメンタルズといっても漠然としていますが、中央銀行の金融政策が最も大きくトレンドに影響を与えます。

その金融政策はその国の経済成長率や物価上昇、失業率、経常収支などにより変化していきます。

一方、為替相場は短期的にはそのファンダメンタルズに関する経済指標などで動きます。

それら１つひとつの経済指標の積み重ねが次の金融政策の動向に影響するものの、それまでは長期トレンドは継続します。

したがって、長期トレンドをしっかりと掴んでいれば、短期的に多少相場にブレがあったとしても迷うことはありません。

ただ、政策に変更の兆候がみられ始めたら長期のポジションを徐々に縮小するか、一旦ニュートラルな状態に戻した方がよいでしょう。

その兆候というのは金融政策会合の声明などから嗅ぎ取ることができます。

また、政策に対する要人発言が増えだすような時なども、注意してみていれば変化の兆しを捉えることができます。

そのような相場の転換が近づいた際には、短期チャートを中心にその日でポジションを閉じるデイトレートに徹することで、リスクを低減します。

参考になさってください。


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