こちらのコラムではＦＸトレーダーの体験談をご紹介していきます。

・サラリーマンＡさん／１０．ローソク足の２本先

これを言うと「そんなことができるのですか？」と言われてしまうのですが、ローソク足の２本足がどうなるのかを想像しつつ、ポジションをホールドし続けるかどうか、枚数を増やすかどうかなどを判断します。

たとえば、「５分足のローソク足が、上向きの移動平均線に沿って１~２本陽線が出たら、この後も上昇する可能性があるから、ロングで入る」など、配列を見ながらポジションを持ちます。

他にも、「ローソク足にひげがたくさん出ている日はトレンドが出にくく、利益が取りにくいのでトレードしない」とか、その逆に、「ローソク足のひげが短くて、きれいに並んでいる日はトレンドが出やすいので、取引金額を多めにする」とか、過去の値動きをベースにして、どういう投資行動を取るのがいいのかを常に考えるのです。

私が主に見ているローソク足は５分足ですから、２本先、つまり１０分後以降の未来を予測しつつ、小さなトレンドを順張りで狙います。ＦＸはスプレッドがあるため、常にマイナスでスタートしますから、ポジションを持った後、さらに値段が逆に行くリスクはできるだけ避けたいところです。

２本先のローソク足が想像できるようになると、そのリスクは極力抑えられます。

（続く）

参考になさってください。


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