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本気で始めるFX〔実践編〕

「アメリカにおける遅行指数と一致指数」

米国の経済指標では、為替だけではなく株式や住宅など、あらゆる市場が大きく動き出します。

その指標ですが先行指数か遅行指数か、一致指数かで優先順位が異なる場合もあります。

遅行指数とは実際の景気の動向よりも少し遅れて現れる指標のことで、失業率や消費者物価指数(CPI)などが代表例です。

市場の注目度はやや低くなりますが、むしろ直前の景気の実態を示すものです。

そのため、FOMCなど政治的な色も強く、金融政策などにも影響を与えます。

全体の流れをみる上では重要な指標として捉えられ、注目されます。

一致指数とは実際の景気とほぼ同じタイミングで変化する指数で、個人所得や鉱工業生産指数、非農業部門雇用者数などがあります。

特に非農業部門雇用者数はFRBの金融政策に直接影響するもので、最も注目されるものです。

参考になさってください。


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