本気で始めるFX
為替市場の取引規模は1日4兆ドルと、流動性がどの市場よりも圧倒的に人きいため、インサイダー情報などの影響は殆ど受けないフェアな市場です。
為替市場に限らずあらゆる市場は人の心理が人きく影響します。買われる通貨と売られる通貨、そして取引されない通貨が選別されながら通貨の価値が決められます。最終的に相場は需給で決まるといってもよいでしょう。
市場での取引には人きく分けて実需筋と投機筋の2つの力があります。
実需筋というのは実際の輸出人にかかわる貿易決済や外国債券、株式などの売買など経済的な取引の裏づけがあるものを指します。
これに対し、投機筋とは経済的な取引は一切なく、為替差益を得ることを目的とした取引を指します。
実需取引は市場全体の1割程度といわれますが、少し長めの市場の動きをみるには、むしろ投機筋よりも重要だといえます。
貿易取引などの実需収引の特徴は買い切り、売り切りであって、戻し(反対売買)がないということです。
したがって、実需筋がまとまった取引を出した時には戻しが殆どなく、一方向に動くことになります。日本の円高傾向の一因として、貿易黒字の拡大がいわれてきたのはそのためです。
一方、投機筋が売買を行う時には最終的にポジションの手仕舞いを行わなければならないことから、基本的に元のレベルに戻る「行って来い」になりやすいというのはそのためです。
したがって、人きなトレンドを決めるのは長期的な実需や資本取引の彫響が強く、短期や中期的な需給は投機筋が影響するという見方ができます。
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