銀行が提供するFXで安心なのがソニー銀行FXです。FX専業会社や証券会社のFXサービスだとどうも不安という方におすすめです。特にメガバンクなどの大手銀行はFXサービスを提供していませんので、ソニー銀行FXは数少ない銀行系FXサービスの1つと言えます。
ソニー銀行口座を保有していればオンラインでFX口座を開設できます。ソニー銀行はFXのみならず外貨預金、投資信託、円預金、住宅ローン、証券仲介による株、債券、クレジットカード、カードローン、保険まで幅広く取り扱っていてネット銀行としては利便性が高いと言えそうです。
取引通貨ペアは、12通り。米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円など、対円での8通貨ペアに加え、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルなど、米ドルをベースとした取引が可能です。
取引はスマホのアプリはないですがソニー銀行のホームページからスマホ用の画面を表示し取引可能です。ログインには店番号、口座番号、ログインパスワード、取引にはトークンが必要と入力するものが多いのが面倒と言えるかもしれません。
リスクについての管理が厳しく証拠金維持率、プレアラート基準額100%、アラート基準額証拠金維持率75%、ロスカット基準額 証拠金維持率50%と3段階でアラートが設定されており、都度お知らせが来ます。
資金振り替え、取引、決済はスマホからも可能ですが、スマホでFXの取引やチャートを描画する場合、他社と比較すると画面が小さく見にくく、描画も鮮明ではないのが残念です。
スマホだと縦にすると5本と25本の移動平均線が表示され、横にすると「設定」ボタンが表示され「移動平均」「ボリンジャー」「一目均衡表」の設定が閲覧できますが、見にくいです。
銀行のFXだけに倍率の設定は低めです。10倍の場合は、例えば1万単位からの取引で1米ドルが100円のとき、証拠金10万円の預け入れが必要となります。FX会社は25倍まで取引可能なのと比べると、リスクを抑えた運用を求められるのが銀行FXの特徴かもしれません。
外貨預金の資金を保証金に当てることができるので、外貨預金になじみがあり、FXについてはリスクをなるべく押さえて取引したい人向けかもしれません。
気になった方は口コミも参考になさってください。