ポンド円を取引する時にまずチェックするのは、ポンドドル、ドル円、ポンド円の3つのペアになります。
ドル円はポンドドルよりも流動性が大きく、ポンド円は殆どドル円とパラレルに動きます。
ドル主導の相場ではドル円とポンドドルは全く反対の動きとなり、ポンド円は殆ど動きません。ポンド主導で動く時にはポンド円は動きますが、ドル円は殆ど動きがみられません。
円が主導する時にはドル円とポンド円が連動して同じ動きをみせます。
その時のポンドドルの動きがあまり小さい時は、直接的なポンド円の買いが入っていないということを示すものです。
しかし、ポンドドルが上昇し始める時というのは、ポンド円で中長期の買いが入る時が多く、その時はポンド円の中長期でのポジションを仕込むねらい時でもあります。
ポンド円の取引の多くは東京市場で行われますが、ポンドの絡んだ取引をする時にはなかなかワンショット(全額を一度に出す)のプライスが出てきません。そのため、ドル円とポンドドル(あるいはユーロポンド)に分けて取引を行うことがあります。
例えば、ポンド円を買いたい時にはポンドドルとドル円を同時に買うことでポンド円を作ります。一緒に取引が成立するとドル円とポンドドルが上昇するという動きになります。
ただインターバンクではポンド円でまとまった買いが出た時にはドル円とポンドドルを同時に買いにいかずに、時間差を取ることもあります。
ドル円が下落傾向にあれば、少し待ってからドル円を買いにいくといった取引をすることもあります。
このように、ポンド円の取引をするにはドル円の動きを重視しておくようにします。
参考になさってください。
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