本気で始めるFX〔実践編〕
経済指標は「雇用」「物価」「貿易・国際収支」「住宅」「生産」「景気・消費」など分野別に分けられます。
<住宅関連の指標>
リーマンショック以降軟調な地合いが続いていた住宅市場は、上昇基調に転じてきました。
住宅市場の回復は金融政策に大きく影響を与えます。
政策金利引き下げ→住宅ローンの借り入れ需要増加→住宅着工件数の増加→景気の本格的な拡大→金融引き締め→住宅ローンの借り入れ需要低下→景気の後退といった循環がみられます。
1.住宅着工件数と住宅建設許可件数
住宅着工件数とはその月に建設が始まった新築住宅戸数を示すもので、翌月の第3週に発表されます。
件数は季節調整済みの年率換算したもので地域別に発表されます。
ただ、数字は天候などの影響を受けやすく変動が大きいため、数か月継続しているかなどトレンドが重視されます。
住宅着工件数と同時に住宅建設許可件数も発表されます。
住宅建設に先立ち許可申請を行わなければならない地域での許可発行件数を調査した数字です。
住宅着工件数の先行指標となるもので、前月の着工件数が予想を下回った場合でも、その時の許可件数が伸びていればむしろ指標は好感されることもあります。
このように住宅着工件数は経済成長との相関が強く、金融政策に大きく影響を与えるものです。
参考になさってください。
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