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「大きな影響を与える政策金利を気にしよう」

FXを始めたら、「政策金利」を気にしなくてはいけません。

政策金利とは、各国中央銀行(日本であれば、日本銀行)が金融政策の手段として操作する金利で、一般に物価上昇(インフレ)懸念が高まると政策金利を引き上げ、景気後退懸念が高まったり、物価が下落(デフレ)傾向のときは政策金利を引き下げます。

たとえば、日本はデフレ傾向にあるため、政策金利である「無担保コール翌日物」は0.10%とかなり低くなっています。

FXは通貨ペアで取引するので、ふたつの通貨の発行国の政策金利を比べることが重要です。

基本的には、政策金利の高い国が買われ、政策金利が低いほうが売られる傾向があります。

しかし、高金利国が利下げを始め、金利差が縮小するときは、高金利国が売られやすくなり、同様に低金利国が利上げを始めると、低金利国の通貨が買われる傾向があります。

このように政策金利の高低だけでなく、通貨同士の相対的な比較も必要です。

日本の政策金利は、かつて「公定歩合」でしたが、2006年からは「無担保コール翌日物」が政策金利になっています。

参考になさってください。


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