本気で始めるFX〔実践編〕
ボリンジャーバンドは移動平均線を中心として、その上下のバンドを実勢レートの動く目安として予測しようとするもので、逆張りでの使用が基本となるテクニカル指標です。
中心線と4本のバンドは、レジスタンスやサポートになりやすい性質があります。実勢レートが概ね±2σのバンド内で上下しているのがわかります。一般的には±2σのバンド幅を使い、バンド付近では逆張りで攻めるのが基本です。
利食いのタイミングは中心線か反対側の±2σ付近ですが、中心線の手前の±1σで下げ止まるようであれば、勢いがないとみて直ちにポジションを手仕舞う方が安全です。
逆にトレンドに沿った方向への勢いが強いと判断すれば、±1σをバックに反対のポジションを持つのも一手です。
±2σに到達した時にすぐに逆張りをはると、馴しにあうことがあります。
損切りのタイミングは、過去にどの程度バンドをはみ出したかをチェックし、そのはみ出した値幅を超えるようであれば損切りを入れるようにします。
±2σのバンドをブレイクアウト(突き抜ける)した後は、保ち合いから放れたことを意味しますので、逆張りから抜けた方向へ順張りのポジションを持つようにします。
95%の確率で収まる保ち合い圏から放れるということは、上昇か下降のどちらかのトレンドが始まるということになります。
また、バンドウォーク(バンドに沿った動き)が継続する時は、上昇時でも下降時でも±1σか中心線がサポートになりやすいという特徴があります。
参考になさってください。
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