カナダドルに影響を与える要因には、主に次の3つがあります。
・米国FRBの金融政策
・米国経済の動向
・資源価格の動向
カナダは米国と隣り合わせという地理的な条件もあり、経済的に極めて密接な関係にあります。
カナダの最大の貿易相手国は米国で輸出の7割以上、輸入の約5割を占めます。そのため、米国の経済指標や金融政策は直接カナダ経済に影響することから、カナダドルの動向を読む上で重要です。
カナダの金融政策も米国の動きに追随することが多くみられます。
ただ、カナダの人口は約3,500万人で米国に比べ経済規模もまだ小さく、それだけに景気が回復する時などは米国よりも金融政策が先行することもあります。
そのような時には、通貨の動きもカナダドルが米ドルの先行指標になることもあります。
また、カナダは世界有数の資源国であるため、コモディテイ価格の影響を大きく受け、特に原油価格の動きとの相関関係が強くみられます。
カナダはリーマンショックによる金融危機でも大手銀行は黒字を確保するなど、金融制度が整備された国です。
参考になさってください。
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