本気で始めるFX〔実践編〕
フィボナッチは私が最も信頼するテクニカル指標の1つです。
サポートやレジスタンスのポイントを予測する時にこれでチェックをすると、より信頼性が高まります。
いくつかあるフィボナッチの手法の中で代表的なものに、これまでの高値と安値の値幅内でサポートとレジスタンスを測るフィボナッチ・リトレースメントと、これまでの範囲を超えてどこまで行くのか新たなレンジを測るフィボナッチ・エクステンションがあります。
いずれもフィボナッチ数列とその比率を用いて、押しや戻しのレベルを予測します。
・フィボナッチ数列と黄金比
フィボナッチ数列は数字の配列で、例えば2+3=5、3+5=8のように、これら2つの連続する数の和はその次の数と一致します。
また、1つ前の数字を次の数字で割ると0.618に近い数字となり、その比率は数字が右に進むにつれて限りなく0.618に近づきます。今度はある数字を1つ前の数字で割ると、1.618に近い数字となります。
このように、フィボナッチ数列からはいくつかの比率が導き出されます。
例えば、1から0.382を引くと0.618になりますが、これらの比率は黄金比と呼ばれ、最も美しいバランスのとれた比率といわれます。
これは不思議な比率で、自然界でも草木の枝分かれや、星雲の渦など黄金比でできているものが多くあります。
その数字は相場の反動の比率にも実によく当てはまります。
FXチャートで使う一般的なフィボナッチ比率は、23.6%、38.2%、50%、61.8%、76.4%(あるいは78.6%)などです。
参考になさってください。
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