ここにきて、米国のシェールガスが市場の注目を集め始めています。
新たなエネルギー源として期待されるシェールガスを生産拡大し輸出することで、米国の経常赤字を縮小させると同時に、ドルの大きな上昇要因となりそうです。
米国は現在でも世界有数の産油国であり天然ガス生産国ですが、2020年頃には液化天然ガスの純輸出国になるといわれています。
また、産油量でもサウジアラビアを抜いて、世界1位の産油国になると予想されています。
これにより、中東地域から米国が距離を置きつつあるため国防費の削減にもなり、財政収支改善にも寄与して財政の崖問題が緩和されることが期待できます。
米国の貿易赤字の50%が石油関連といわれることから、2020年には黒字に転換する可能性も出てきました。
ただし、原油価格次第ではコストの面から今後に問題を残すもので、期待するほどの赤字縮小は難しいとの見方もあります。
どちらにしても米国国内においてはコストが低下し、企業や個人にとっては恵みの雨であることは間違いありません。
ドルはリーマンショック以降信用が失墜したものの、今後ドルの上昇要因として注目しておく必要があります。既にその動きは始まっているようにもみえます。
参考になさってください。
論より証拠!百聞は一見にしかず!習うより慣れろ!という方は、まずはFX口座を開設して、小額の取引を始めてみてはいかがでしょうか。約4円の証拠金で取引を始められるFX口座もあります。
>>>FX比較ランキング