本気で始めるFX〔実践編〕
トレンドが転換に入る時や急速に下降が終わった後などに、よくみられるのがレンジ相場(ボックス相場)です。
このような時は根っこのポジションは持たず、買い持ちと売り持ちのポジションを繰り返し行うようにします。レンジ相場は大きな利益は期待できませんが、低いリスクで細かい利益を積み上げるのに最適です。エントリーの基本は逆張りとなります。
レンジ相場に入る最初の段階では、まだレンジが始まったかどうかはわかりませんが、二度以上同じような上限か下限のレベルで跳ね返された時には、ひとまず逆張りから入ります。上限付近では売りから、下限付近では買いから入ります。
実際の相場では下限や上限でピタリと跳ね返してくれるわけではないため、上限や下限に着くまでエントリーを待ち過ぎると入れなくなることがよくあります。
積極的に取引したい方はレンジの幅を少し狭くするようにすれば、少し早めにポジションを持つことになりエントリーの確率が高まります。反対に、慎重な取引をする方はレンジの幅を心持ち広くしておきます。
さらに慎重を期すとすれば、逆張りではなく反転を確認して順張りで入ります。
・エグジット
利食いの時のエグジットは積極派も慎重派でも同じです。レンジを少し超えたとしてもポジションを持ち続け、反転した時点で利益を確定します。
反対に、損切りする時のエグジットのタイミングは、慎重派のレンジを超えた少し外側に置いておくことで少し余裕を持っておかないと、指切りが付いてしまうことになります。
もちろん、エントリーは積極的に入り、エグジットレベルは慎重にするといったように、自分のスタイルに合わせてフレキシブルに行います。
・レンジブレイクを狙う
レンジはいずれ必ずどちらかに放れます。その時は大きく利益を上げるチャンスでもあります。
レンジが長く続けば続くほど放れる時の勢いは強まることが多く、その値幅も大きなものになります。積極派は利益確定の際に少し遅れて行うため放れる時のチャンスは大きく、慎重派には不利になります。
反対に損切りの際は、積極派は損失が大きくなるリスクが高まり、慎重派は低くなります。まさに、ハイリスク・ハイリターンの世界です。
それをできるだけローリスク・ハイリターンにするためには、エントリーと同時に損切りのレベルをきちんと設定しておくことです。
参考になさってください。
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