本気で始めるFX〔実践編〕
トレードを始める時には、前日の流れを見直しながらその日のスタートのイメージを描いておきます。
たとえば過去のある日、NY時間(日本時間21時30分)には市場が注目する米国雇用統計が発表されます。市場では非農業部門雇用者数が予想よりも減少するとの予想が広がっていました。
しかし、前日の新規失業保険申請件数が予想以上に改善されたことでドル買いが強まり、それまでのショートカバーが入りました。これで雇用改善の流れに変化はないと市場は考え始めていると判断。それに沿ったポジション作りの体制を整えます。
日本の株価は連日上昇し、この目もリスクオンの動きからクロス円の買いが強まる可能性が高く、株価が上がればクロス円を買っていこうと考えます。
それは漠然としたもので十分です。波乗りの時の波の動きを、目を閉じてイメージするのに似ています。
当然途中で違った動きをした時には、シナリオの一部を修正するようにします。もし、シナリオと全く違った動きをする時には一旦取引を止めた方がよいでしょう。リズムの合わない日は徹底的に合わなくなるものです。
シナリオ作りというのは、決して自分の好きなように考えで作るものではなく、あくまで市場がどう動こうとしているのか、どちらに行きたがっているのかをみつけることです。ケインズの「株は美人投票」という考え方と同じです。
また、その日の動きが自分のイメージと何度も異なる時には一旦、取引を中断して、再度じっくりとシナリオを考え直すか、その日はそこで取引を止めておくのも選択の1つです。
参考になさってください。
論より証拠!百聞は一見にしかず!習うより慣れろ!という方は、まずはFX口座を開設して、小額の取引を始めてみてはいかがでしょうか。約4円の証拠金で取引を始められるFX口座もあります。
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