本気で始めるFX〔実践編〕
経済指標などの発表前から既に予想値に反応し、市場は先回りしてポジションを仕込むことが多くみられます。
そして、皆が買い終わってしまった状態の相場が「織り込み済み」と呼ばれるものです。
その「織り込み済み」の反対がサプライズです。
例えば、中央銀行の政策会合で政策金利の据え置きを誰もが予想していたところで、思いがけず金利引き下げを決定すれば、市場は驚いてその通貨を売り出します。
市場の多くが一方向に偏り過ぎた時や、全く注目されなかったものが出た時など、予想外の結果に驚いた状態を「サプライズ」といいます。
他にも要人発言や指標発表で予想外の数字が出た時などに相場は急変します。
突然の要人発言は別にして、政策会合や重要指標発表で相場がどちらに傾くのかわからない場合があります。そのようなイベントリスクが高まるような時には、市場はポジションをニュートラルに近い状態にしようとします。
ここで重要な決定がされるとこれもサプライズとなり、値が一気に飛ぶこともあります。
サプライズのような動きは突然来るもので、どちらに行ってもいいように損切り注文やイフダンOCO注文は必ず入れるようにしておきます。
そのイフダンOCO注文ですが、重要指標の発表時など、時間帯がわかっているもののどちらに動くかわからないという時に、発表の少し前に現在の為替レートから少し離して両サイドに損切りなどの注文を仕込んでおく手もあります。
FX会社によっては、指定したレートから大分離れて約定されることもあるため、その業者の損切りの付き方をよく調べておいた方がよいですね。
参考になさってください。
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