FXの基本
為替変動の要因にはいろいろありますが、「仮需」「実需」に分けて考えることもできます。
「仮需」とは、利ザヤを得る目的で通貨交換を行う需要を指します。FX取引はこれに当たります。意外に思う人もいるかもしれませんが、銀行やヘッジファンドといった機関投資家が仮需取引のメインプレイヤーです。
一方の「実需」とは、投機目的ではなく、実際に現物の通貨を必要とする取引です。たとえば、貿易会社の輸出入時の決済や、外国、株に投資をする保険会社などの機関投資家の需要が多くなっています。わたしたちが海外旅行へ行く際に日本円を外貨に両替するのも実需取引といえます。
たとえば、日本国内では、決算前になると、グローバル企業が海外拠点にある資金を日本に引き上げるという実需が発生するため、円買いが増える、といった傾向があります。
実需取引も相場を動かす要因のひとつなので、その傾向を知っておくと、相場の動きをつかむうえで便利です。
空港で両替するときに、銀行ごとに為替レートが異なりますが、これはFX業者ごとに提示レートが微妙に異なるのと同じようなことです。
企業活動で発生する為替取引も為替相場を動かす要因のひとつなのです。
参考になさってください。
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