本気で始めるFX〔実践編〕
FX取引でエグジットやエントリーをする時は、チャートポイント付近で行うのが原則です。適当なレベルでエントリーすると、その後のエグジットで苦労することになります。
一口にチャートポイントといっても、テクニカル的なものだけでなく、その他多くのポイントがあり、次のようなものがあげられます。
1.テクニカルポイント
2.心理的なポイント
3.過去の高値・安値・終値
4.過去のもみ合いレベル
5.複合的チャートポイント
今回はその中の「心理的なポイント」についてご案内します。
特にこれといったポイントではないのに、異様に意識される節目というものがあります。
例えば、最近の例でいえばドル円の100円というレベルです。3ケタの大台替わりということもありますが、200円とか150円、あるいは75円とか85円といったゴトウ(5、10)のつく大台替わりは意識されやすいものです。
各国の要人が為替の特定のレベルについてはあまり言及しないものの、100円になると輸出企業などは助かるといった話がたまに聞かれるように、言いやすいレベルでもあります。このようなレベルには大抵の場合オプションのトリガーが置かれ、その手前で防戦売りや防戦買いといった動きが強まります。
そのようなレベルに近づいた際にはポジションを一旦手仕舞いするのがセオリーです。
あえて、その手前でポジションを作ったとしても、労多くして利益はさほど期待できません。
その他の心理的節目となるのは、ゴールデンクロスなど、誰もが注目するようなものがある場合です。また、過去に要人発言やサプライズな材料が出て相場が転換し、みんなが意識するようなレベルです。
これらはすべて心理的なものですが、そのレベルに近づいた時は、一旦はポジションを解消させる目安とします。
参考になさってください。
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