FXの基本
株式取引経験者ならわかると思いますが、株式取引をするときに売買手数料がゼロということはありません。
ネット専業証券会社の登場により、売買手数料はかなり低下しましたが、それでも必ず手数料を支払います。
しかし、FXの場合を見ると、支払い手数料ゼロのところがほとんどです。それゆえ、FX業者が手数料を徴収しないことに疑問をもつ人も少なくないかもしれません。
FX業者が利益を上げる手段は、大きく分けてふたつあります。
ひとつが、カバー先から提示されるレートに数pips上乗せしたレートを提示して、利益を上げる方法です。
FX業者は、顧客から注文を出されると、カバー先と呼ばれる金融機関(銀行や証券会社など)と「カバー取引」という取引を行います。
具体的にはFX業者が顧客と逆のポジションをもつことで、為替リスクを相殺を行っているのです。
このとき、その差額分を収益としています。
スワップポイントから数円〜数十円を業者の利益として抜くのも収益源です。
たとえば、カバー先のスワップポイントが買い100円/売り−130円のときに、買い80円/売り−150円で提示することで、その差額20円を利益とするわけです。
このようにして、FX業者は利益を得ています。売買手数料という名目はゼロでも、FXトレーダーは間接的にFX業者に対して手数料を支払っているわけです。
参考になさってください。
論より証拠!百聞は一見にしかず!習うより慣れろ!という方は、まずはFX口座を開設して、小額の取引を始めてみてはいかがでしょうか。約4円の証拠金で取引を始められるFX口座もあります。
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