こちらのコラムではＦＸトレーダーの体験談をご紹介していきます。

・サラリーマンＢさん／２．ＦＸを始めたキッカケ

ＦＸを始めたのは２０１１年４月です。東日本大震災の直後でした。

私の友人がＦＸをやっていて、マーケットの乱高下で、かなりの損失を被ったという話を聞いたのです。たしか、震災の直後にドル円相場が１ドル＝７８円円台まで急激な円高となり、その後、１ドル＝８３円近くまであっという間に戻したことを記憶しています。

それで、「ああ、そんな世界もあるんだ。でも、上がるか下がるか２分の１の確率なのに、なぜ負けてしまうのだろう」と思い、とりあえず少額資金を入れてスタートしたのが、ＦＸを始めたきっかけです。

もともとは、物理の研究者になろうと思っていました。ただ、実際に大学院に入り、研究者としての道をスタートさせたら、周りの人たちが非常に情熱を持って学問に取り組んでいる姿を見て、「これは自分には無理だな」と思うようになったのです。なぜなら、自分が大学院に入って研究者になりたかったのは、たんに会社という組織に入りたくなかっただけだったからです。

自分の場合は消去法で考えて大学院に進み、研究者になれば好きなことだけをやって給料をもらえると、そんな甘いことを考えていました。しかし、同じように大学院に進んだ他の人たちは、研究に人生を捧げようとしている。その姿を見て、そこまで真剣に考えていない自分が研究者になるのは無理だと悟ったのです。

とはいえ、いまの自分は、ＦＸの値動きのクセなどに関しては細かく研究しているので、要するに興味を持つ対象が変わっただけなのかもしれません。いまはＦＸのことならずっと考え続けていられるし、まったく苦になりません。

（続く）

参考になさってください。


論より証拠！百聞は一見にしかず！習うより慣れろ！という方は、まずはＦＸ口座を開設して、小額の取引を始めてみてはいかがでしょうか。約４円の証拠金で取引を始められるＦＸ口座もあります。

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