本気で始めるFX〔実践編〕
ローソクは元々、米相場や株式相場のようにその日の取引時間帯が決められているような相場から発展したもので、24時間取引のFXでは連続性に欠けるところがあります。
そこで、最近はローソク足を為替市場に合うように少し工夫された「平均足」を使うトレーダーが増えています。
平均足はローソク足に比べてトレンドの継続と転換がわかりやすく、エントリーやエグジットのタイミングがとりやすいことが最大のメリットです。
平均足とローソク足との違いは、始値と終値の出し方が異なるだけです。
しかし、この違いはヒゲの出方や陽線や陰線の連続性に影響してきます。
ローソク足は、相場によっては陽線と陰線が頻繁に入れ替わって方向性がつかみにくく、騙しが多くなるという欠点があります。
平均足も陽線は上昇、陰線は下落を表しますが、当日の始値が前日の始値と終値の平均値のため、必ず前日の実体のレンジ内で始まることから、窓が生じることはありません。
そのため流れがスムーズで陽線や陰線が連続して出やすくなり、騙しに惑わされにくくトレンドが視覚的に捉えやすくなります。
なお、平均足の計算方法は5分足でも日足でも週足でも全ての期間で同様ですが、どちらかといえば短い足で短期売買する時よりも、比較的トレンドが長く続きやすい日足などでスイングトレードをする時などに適しています。
参考になさってください。
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