これには次の2つがあります。
・豪ドルの動き
・豪州経済の動向
ニュージーランドの主な産業は農牧業であり、豪州のような地下資源にはそれほど恵まれていません。
したがって、原油や貴金属などの価格とは直接連動しないものの、豪ドルの動きに影響されやすいため間接的に影響を受けます。
その豪州はニュージーランドの輸出入の15%から25%前後を占める最大の貿易相手国となります。
また、ニュージーランドは観光がGDPの10%を占める観光立国ですが、その4割が豪州からの観光です。そのため豪州への依存度は高く、豪州経済が直接ニュージーランド経済に影響を与えます。
兄弟通貨といわれるだけに通貨同士も同じような動きになります。
ニュージーランドの人口は430万人と豪州の4分の1程度、GDPを比較しても8分の1程度しかありません。
キウイは貿易取引と同様に投資マネーの動きにも影響を受けます。特に日本の個人投資家や投資信託などからまとまった買いが入ると、材料などに関係なく上昇することがあります。それには金利差が拡大すると同時に、市場が安定していることが条件となります。
NZドルは豪ドルと同様に主にアジア市場での取引が中心で、欧米時間帯では流動性が低いことから一方向に急激に偏ることも多く、注意が必要です。
また、かつての高金利通貨の名残もあり上昇には時聞がかかり、下落時には急速に売られるという特徴が所々でみられます。
参考になさってください。
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