こちらのコラムではＦＸトレーダーの体験談をご紹介していきます。

・サラリーマンＡさん／１５．兼業か専業か

収益的には、いまの状況でも十分、専業トレーダーになれると思うのですが、問題は再現性です。

以前の為替相場ではうまく儲けることができなかったように、今後も儲けられる相場が続くかどうかはわかりません。

たまたま、自分がいまやっているトレードの手法が、いまの相場に合っているだけかもしれません。だとしたら、相場が自分のトレード手法に合わなくなったとき、途端に利益が得られなくなります。

いまは巡航速度で利益を上げていたとしても、来年、再来年はひどい状況になる恐れはあるのです。

一方、会社勤めをしていると、トレードの時聞を自由に取れないなど、それがトレードの制約になっているのではないかと思うときがあります。

しかし、こうした制約があるなかでも儲けられるようにならないと、専業トレーダーになってからも儲け続けることはできないと思っています。

せめて、会社から受け取っている給料を全額、預金に回せるようになるのが大前提です。

専業トレーダーでやっていくということは、トレードによって稼いだお金で食べていかなければならないのですから、経続的にトレードをし、収益を上げ続けられる「サステイナブル・トレーダー」になるべきです。私の場合、ＦＸを始めたのが２００９年のことで、実際に会社の給料を全額、預金に回せるようになったのが２０１２年のことですから、３年かかりました。

こうした実績を１０年は続けることが大事だと思っています。いまのトレード手法で、これから１０年先まで稼ぎ続けることができたら、専業トレーダーになってもやれるのではないかと考えています。

（続く）

参考になさってください。


論より証拠！百聞は一見にしかず！習うより慣れろ！という方は、まずはＦＸ口座を開設して、小額の取引を始めてみてはいかがでしょうか。約４円の証拠金で取引を始められるＦＸ口座もあります。

＞＞＞ＦＸ比較はこちら