英国の通貨であるポンドは、かつて基軸通貨として世界で最も力のある通貨でした。
ところが第1次世界大戦や世界恐慌を経て、第2次世界大戦が終わる頃には英国経済は衰退し、国際的な信用力も失せていました。
それに代わって、巨大な力を獲得した米国のドルに基軸通貨としての地位が移ったのです。
かつてのポンドの力は失われましたが、その名残は今も健在で、多くのクロス取引が活発に行われています。
かつての大英帝国の植民地は英連邦(ブリティッシュ・コモンウェルス)として、今でも英国と密接な関係があります。
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ連邦などが英連邦の代表的な加盟国となります。
欧州のディーラー達は今でも当たり前のように、ポンドと様々な通貨とのクロス取引を行います。
こうした位置づけがブレグジットによってどう変わるのか気になるところではありますが。
参考になさってください。
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