FX取引のタイミング
上級者の中には、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を組み合わせてトレードを組み立てている人が多いと思います。
ファンダメンタルズ分析の最大の目的は、「マーケットの旬のテーマを探し出すこと」です。
2013年前半の旬のテーマは、「オージー/ドル」の下落と「ドル/円」の上昇でした。
旬のテーマを発見し、それが長く大きなトレンドに繋がれば、トレードを組み立てやすくなります。もちろん、長く大きなトレンドが発生することは事前にはわかりません。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を駆使して、値動きを想定する他ありません。ダウ理論によるトレンドの認識では、主要な安値を下抜くことでダウントレンドが始まり、主要な高値を上抜くことで、ダウントレンドが終わり
ます。
「オージー/ドル」の下落を例にとれば、このダウントレンドの最初から最後までを狙うのが、トレンドフォロー戦略であり、このダウントレンドの一部を狙うのが、順張りスイングトレード戦略です。
このような良好なダウントレントであれば、売りが圧倒的に有利です。売りで仕掛ければ、ほとんどが利益になるでしょう。
問題は、どのように売買戦略を組み立てるかです。
トレンドフォロー戦略でも順張りスイングトレード戦略でも、損切りのポイントは明確です。直前の主要な高値を上にブレイクしたら損切りです。
主要な高値を上にブレイクするとダウントレントが崩れるからです。
やはり、難しいのは利食いです。
利食いのポイントはいくつも考えられます。
利食いの値幅を大きくすれば、ペイオフレシオは高くなりますが、勝率は下がります。
正解はありません。
最終的には、自分の好みに合わせるしかありません。それが自分自身のトレードスタイルです。
他人のトレードスタイルを真似しても、いつか無理が生じます。
また、どこでエントリーして、どこでエグジットするかということばかりに興味がある個人投資家が多いですが、売買戦略のコンセプトを理解していないと、長くFXの世界で生き残ることは難しいでしょう。
コンセプトを理解していないと、環境の変化に対応できないからです。
そもそも投資家にとって一番大事なことは、資金が増えるかどうかということであって、エントリーとエグジットはその手段に過ぎません。
資金の増減を気にせずに、エントリーとエグジットばかり気にするのは本末転倒です。
参考になさってください。
論より証拠!百聞は一見にしかず!習うより慣れろ!という方は、まずはFX口座を開設して、小額の取引を始めてみてはいかがでしょうか。約4円の証拠金で取引を始められるFX口座もあります。
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