本気で始めるFX〔実践編〕
経済指標は「雇用」「物価」「貿易・国際収支」「住宅」「生産」「景気・消費」など分野別に分けられます。
<雇用関連の指標>
1.雇用統計
米国労働省による雇用関係の調査発表は、毎月第1金曜日の22時30分(夏時間は21時30分)に発表される雇用統計と毎週発表される新規失業保険申請件数があります。
雇用統計の非農業部門雇用者数は最も注目されるもので、農業を除く約40万の事業所を対象に給与支払い帳簿(NFPR)の調査を各州から集めたものを基礎にした数字です。
失業率は「失業者÷労働人口×100」で求められ、雇一用者数と同時に発表されます。
市場はこのうち非農業部門雇用者数の数字を特に注目します。
例えば、雇用者数が予想よりも改善していて、失業率が悪化している場合には、雇用者数の方を優先します。
失業率の場合は景気の動きに運行するので、短期的な動きに対する反応は鈍くなります。
また、失業者の定義は「過去4週間に仕事を探している者」となっており、景気が回復する段階でそれまで仕事を探さなかった人たちが探し始めると、むしろ失業率が上昇するという現象も起こり、信頼性に欠けるところがあります。
いずれにしても、FOMCの会合では失業率と非農業部門雇用者数、そして週当たりの平均賃金の伸び率をみて金融政策の変更を決定するため、最も注目される指標となります。
参考になさってください。
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