FRBは、ゼロ金利解除から金融緩和政策の終了に向けて、ソフトランデイングさせるべく徐々に進めてきました。
景気動向やインフレ動向、失業率、そして市場の反応をみながら、2013年12月に量的緩和の縮小を発表しました。
そして2014年10月には量的緩和第3弾=いわゆるQE3を終了しています。
また2015年12月にFF金利を引き上げ、ついに金融引き締めへと舵を切りました。
しかしFRBのイエレン議長は利上げペースは引き続き穏やかであるという姿勢を何度か示すことで、米長期金利の上昇を抑え込んでいます。もし、長期金利が予想以上に上昇すれば景気回復の腰を折る可能性もあり、そうなればドル安株安を引き起こしかねません。
今後も金融引き締めの先頭に立つアメリカのドルが今の為替水準を維持できるのか、それとも新たなドル高トレンドが始まるのか注目です。
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