FXの基本
「有事のドル買い」という有名な格言があります。
この格言は、戦争やテロといった有事が起こった際に、どう動くかわからない為替相場で、世界一の経済大国であり、世界最強の軍隊をもつ米国の通貨・米ドルを退避通貨として買うのが安心であるという経験則を表したものです。
しかし、現在ではかつてほど、「有事のドル買い」の傾向は強くはなくなっています。
米国自体が世界同時テロ、リーマンショツクなどで当事者になっていることが原因です。
現在では、さまざまなリスクが発生すると、永世中立国スイスの通貨スイスフランと日本円が買われる傾向が強くなっています。
実際に、2011年3月の東日本大震災では、当事国の日本円ではなく、対日本円で米ドルが急落して、戦後最安値を付けています。
「有事のドル買い」の傾向がなくなったわけではありませんが、その格言に引きずられずに、スイスフランや日本円が買われる傾向を知ったうえで相場を見る必要があります。
かつては「有事のドル買い」といわれたが、現在では必ずしも有事にドルが買われない、ということですね。
参考になさってください。
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