これには、次の3つがあります。
・SARBの金融政策
・消費者物価指数(CPI)
・資源価格の動向
南アフリカの中央銀行であるSARBは物価動向を重視していることから、CPIは注目されます。最も注目されるイベントは政策金利の発表ですが、これまでは素直に反応することはあまりありませんでした。
これまでどちらかといえば、金利の動きよりも通貨が先に動くことの方が多いためと考えられます。
南アランドの動向は金利と資源の2つが影響します。世界的に景気が減速する時には、資源の需要が低下することから売りに反応します。一方、金利面では、他の主要国が低金利政策を打ち出す時には高金利の南アランドに資金が向かいやすくなります。
しかし、基本的に市場が不安定になる時には、南アランドはリスク通貨として真っ先に売りが強まるので、注意しておく必要があります。
大規模な鉱山ストライキが勃発し、対円で市場最安値付近まで下落したこともありました。南アランドは流動性が低いこともあり、売りが出始めると一気に下落する傾向があります。
また、売買のスプレッドが広く、ディーリング通貨としてはあまり適しません。基本的には投資家から投資の対象としてみられることから、南アランドの買い持ちポジションが溜まりやすくなるのも特徴です。
参考になさってください。
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